信越の湘南色がやって来た! マイクロエース 169系 冷房準備車 急行信州セット その1
久々の模型車両レビューです。
今月また新たに横軽再現の仲間が増えました。
国鉄の信越本線を再現するには欠かせない存在である車両のレビューです。
マイクロエース(以下:マイクロ)製の169系急行信州セットです。
私にとっては初のマイクロ製品です。
今までモーターの調子が悪いとか全体のクオリティが低いなどと言ったよくない評判しか耳にしなかったのでなかなか手を出すのを躊躇っていましたが今回某オークションサイトで安く出回っていたので手を出してみました。(手を出さなかった理由に価格が比較的高めと言うのもあります。)
付属のステッカーと取り扱い説明書です。
ステッカーは側面の急行サボと行き先サボ、前面急行種別幕とHMが4両分収録されています。
HMは付けるかどうか現在検討中です…。
お待ちかねの車両を見ていきましょう。
セットにはクハ、クモハが2両ずつ入っているので先頭車両が4両もあります。
幌が付いている車両がクハです。
マイクロの169系は冷房準備車と言う事で他社にはない169系となっています。
実車の169系は登場時1968年〜1671年夏まで冷房準備車として活躍していたそうです。
68年製造の車両もあるので実質2年ちょっとしか活躍していない冷房準備の姿ではありますがこれはこれで時代を感じます。
本当はTOMIX製がいいかなと思っていたのですが在庫が少ない上、基本セット、増結セットと多く、揃えるのが大変だったため9両セットで手軽なマイクロ製にしました。
急行信州は12両じゃないかと思われる方も多いとは思いますが私は9両派です。
実際に1970年代の時刻表を図書館で借りて調べてみたところ、信州1・3号は10〜12号車を多客期のみ連結と設定されていた様です。
10両以下しか集めない私にはピッタリと言う訳です。笑
クハとクモハで床下機器のディテールが違います。(当然ですね…。)
所属の表記は長ナノです。
台車スノープロウは標準装備となっています。
側面の梯子やドアレール、サボ受けなども細かく作り込まれています。
乗務員室ドアの手すりも下まで黄かん色に塗られていて芸が細かい!!
個人的にここ周辺が一番好きなポイントです。
クハ、クモハを前面から。
デカ目のヘッドライトですが模型では少し小さい印象があります。
テールライトは大きめな感じがします。
スカートも少しシャープすぎる気がします。
しかし、先日KATOから発売された165系「伊那・こまがね」にも負けず劣らずの表情だと個人的に思います。
続いてモハユニット。
改造後は集中冷房となるので大きな冷房準備蓋が載っています。
パンタ上昇状態です。
TOMIXやKATOのパンタに比べると少し脆そうな印象があります。
もしかしたら交換するかも!?
セットに2両入っているモハの違いは片方がM車であると言うところです。
不安だった走行テストも難なく快調に走ってくれました。
車両が多いので今回はここまでとさせていただきます。
制御車のところで少し語りすぎました…。(ゴメンナサイ…。)
次回はサロ、サハシの紹介、そして制御車のライト点灯の様子を綴りたいと思います。
次回もお楽しみに!