うーたんのHobbyガレージ

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浜田省吾 LIVE at 武道館 のライブレポート

こんばんは。

少々遅れましたが、あけましておめでとうございます。

今年一年も変わらずゆるくブログ更新を続けていきたいと思います。

 

さて、先日当ブログでも取り上げた浜田省吾の武道館コンサートでしたが、無事に2日間の公演が終わりました。

私は初日の1月6日公演に参加したので、今回はライブレポートという事で記事を書きたいと思います。

 

・入場前

 

1月6日は太平洋側でも寒波が襲い、東京でも雪となりました。

武道館最寄駅の九段下へ向かう東西線の運行状況が不安でしたが、なんとか16時ごろには到着。

グッズ販売は隣接の建物で行われ、暖かい中で買い物をすることができました。

キャンペーンでポスターがもらえるということで、まだ持っていなかった「Thank You」のシングル盤を購入。

雪の中でポスターを守るのが大変でしたが、無事に持ち帰って来ました。

17:30から入場開始ということで、デジタルチケットの時刻に従い、入場口に並びますが、既に大勢のファンが集まっていました。

 

・開演前

 

入場すると、開演までの間「The Moonlight Cats Radio Show」から浜田省吾による洋楽カバーのBGMが流れていました。

ふと思ったのですが、熱心なファンの中には「浜田省吾しか聴かない」と言う人がいるようですが、そう言うファンは洋楽カバーの原曲(元ネタ)は聴いているのでしょうか?

私は割となんでも聴くタイプなので、原曲に想いを馳せながらカバー曲を聴いていました。

そして、開演前。

会場の照明が落ち、浜田省吾カバーによるビートルズの「In My Life」が流れました。

 

・第一部

 

昨年のシングルバージョンで「壁にむかって」が披露されました。

ちょっとマニアックな話ですが、「壁にむかって」と2曲目の「明日なき世代」では82年の武道館でも使っていたFender Telecaster Customで演奏されていました。

このギターは70年代から町支さんと共用で使っていたようで、80年代の終わりまで浜田省吾のメインギターでした。

渚園のステージでも使われていて「ON THE ROAD "FILMS"」でも抱えている姿を確認できます。

しばらくライブでは使われてこなかったギターだけに、機材マニアな私は大興奮でした。笑

 

5曲目「愛という名のもとに」と6曲目「モダンガール」は最近のコンサートでは珍しくオリジナルバージョンで披露されました。

モダンガールでステージ上を動き回る姿が69歳になられたばかりだとは思えないほど活発で印象的でした。

 

7曲目「君の微笑」と9曲目「いつわりの日々」はアルバム「Sand Castle」バージョンで演奏され、80年代の空気感が感じられました。

 

・休憩

 

15分程度の休憩時間では「Sand Castle」のカラオケバージョンがかけられ、ステージ上のスクリーンでは80年代に撮影された写真のスライドショーが流れていました。

 

・第二部

 

第二部の1曲目は「路地裏の少年」からスタート。

この日最初のハーモニカ演奏が印象的でした。

 

11曲目「ラストショー」の流れから12曲目「片想い」13曲目「陽の当たる場所」へとスローな曲に続きます。

 

14曲目の前のMCでブロンドカラーのテレキャスターを持った浜田省吾が弾き語りで「初恋」をワンコーラスだけ披露しました。

今回のコンサートで唯一82年当時には無かった楽曲になります。

 

その後の14曲目「終わりなき疾走」と18曲目「愛の世代の前に」では特殊効果が使われ、ロックなナンバーが続き、会場内は熱気に包まれました。

 

・アンコール

 

一度ステージを後にした浜田省吾とバンドメンバーは拍手喝采の中ステージへ戻り、19曲目「あばずれセブンティー」と20曲目「HIGH SCHOOL ROCK & ROLL」が披露されました。

メンバー紹介を挟んだ後、「Midnight Blue Train」が演奏され、再びアンコールとなります。

そして最後の曲「ラスト・ダンス」が披露され、ステージは幕を閉じました。

Midnight Blue Trainとラスト・ダンスは観客に歌わせるのが定番な楽曲ですが、今回はコロナということもあり、珍しいフル歌唱での披露となりました。

 

・全体のMC

 

昔からのファンにとっては懐かしい「ゴキブリ色のカローラ」や「サングラスとタクシー運転手」の話が印象的でした。

また、「武道館と言えばビートルズ」ということで、ビートルズの日本公演をテレビで観た話や、ボストンバックにギターケースとラジカセを手にツアーに出かけた話など魅力的なエピソードばかりでした。

驚いたのは浜田省吾が「82年のステージを実際に観た人」という質問をした際にわずかではありますが、ファンの中で拍手が起こった事。

今回のコンサートの元になった公演を観た人は今回の公演と聴き比べができるということになります。

羨ましい古参ファンの特権です。笑

 

 

・おわりに

私にとって最初に買った浜田省吾のアルバムが今回のコンサートの元になった「ON THE ROAD」でした。

もう数え切れないほど聴いた楽曲が全て披露される奇跡的な公演に立ち会えたことを嬉しく思います。

私実は今までこれだけ語っておいて、浜田省吾のコンサートは初参加でした。

しばらくファンクラブ限定ツアーが続いていましたが、ファンクラブに入っていない私にとっては今回の一般枠のコンサート開催は嬉しい限りです。

是非またチャリティーイベントなどあればチケットを入手して参加したいところです。

2021.12【今月の一枚】The Beatles Please Please Me

こんばんは。

2021年大晦日にお送りしています。

今年一年、どんな一年でしたでしょうか。

私としては今まで以上に音楽的に充実した一年だったかと振り返っています。

 

そんな大晦日に選んだ今月の一枚はこちら。

 

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ビートルズの記念すべきファーストアルバム、Please Please Meです。

もう何も語ることなんてないような気がします。

今年から始めた「今月の一枚」企画のベスト1として選んでみました。

 

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・概要

 

英国オリジナル盤は1963年に発売されました。

短いレコーディング期間の中で作られたにも関わらず、既に”ビートルズ”として完成されていて、発売6週目にして1位を取ってしまうと言うモンスターアルバムです。

日本でのファーストアルバムは1964年発売の「Meet The Beatles」なので、発売当時リアルタイムの方にとっては馴染みのないジャケット写真だったのではないかと思います。

後に1966年来日記念として「ステレオ!これがビートルズVol.1」としてPlease Please Meと同じ収録内容のアルバムが発売されますが、やはり日本独自のジャケットでした。

 

ファンの方はご存知の通り、「Please Please Me」にはモノラル盤とステレオ盤が存在します。

私は、CD・LP含め3枚所有していますがオススメはやはりモノラルLPです。

「Please Please Me」のボーカルテイクの違いを考慮するとモノラルの方が作品として完成されていると思います。

 

・楽曲解説

 

収録曲

A面

1.I Saw Her Standing There

2.Misery

3.Anna(Go To Him)

4.Chains

5.Boys

6.Ask Me Why

7.Please Please Me

 

 B面

1.Love Me Do

2.P.S. I Love You

3.Baby It's You

4.You Want To Know A Secret

5.A Tasete Of Honey

6.There's A Place

7.Twist And Shout

 

曲順を書き出してみると、全体のちょうど間にシングル曲を持って来ているのが印象的です。

曲順は当時のライブのセットリストをイメージしたものだとか。

 

カバー曲が多い中でもオリジナル曲の主張は十分に感じられます。

「ワン・ツー・スリー・フォー」の掛け声から始まる「I Saw Her Standing There」のイントロは何度聴いてもワクワクさせてくれます。

 

「Boys」ではリンゴがボーカルを担当。

これ以降のアルバムではカントリー風の曲を歌うことが多いリンゴですが、ここではトラディショナルなロックンロールを歌っています。

 

Love Me Do」と「P.S. I Love You」はアンディ・ホワイトがドラムを叩いているのは有名な話です。

 

「Twist And Shout」のコーラスワークはビートルズならではと言っていいでしょう。

 

さて、一年間続けて来た「今月の一枚」企画ですが、今後の企画継続を悩んでいます。

なるべく音楽を幅広く聴くようにしてはいるのですが、紹介するとなるとどうしてもアーティストが偏りがちになってしまいます。

元はと言えば月一投稿を継続させるための企画だったので、他にネタがあればいいかなと個人的に思っています。

今後は「今月の一枚」の番外的に名盤紹介をしていこうかと思います。

 

と言うわけで、今年一杯お付き合いいただきありがとうございました。

それでは、良いお年を。

浜田省吾「ON THE ROAD 2022 LIVE at 武道館」の予習

こんにちは。

今日は12月29日ですが、ちょうど浜田省吾さんの誕生日で69歳になられたそうです。

今後も音楽業界での末長いご活躍を期待しています。

 

せっかくなので、来月6日・7日に行われる武道館公演を予習してみたいと思います。

 

今回のコンサートは、ファンの間では伝説になっている1982年の武道館公演のセットリストを完全再現するというコンセプトで、特別なステージが期待されます。

 

まずは、1982年のセットリストを振り返ってみましょう。

01.壁にむかって

02.明日なき世代

03.青春のヴィジョン

04.土曜の夜と日曜の朝

05.愛という名のもとに

06.モダンガール

07.君の微笑

08.悲しみは雪のように

09.いつわりの日々

10.路地裏の少年

11.ラストショー

12.片想い

13.陽のあたる場所

14.終わりなき疾走

15.独立記念日

16.反抗期

17.東京

18.愛の世代の前に

 

アンコール

19.あばずれセブンティー

20.HIGH SCHOOL ROCK & ROLL

21.MIDNIGHT BLUE TRAIN

22.ラスト・ダンス

 

この頃のセットリストは70年代までのアルバムに見られるポップ路線から、80年の「Home Bound」81年の「愛の世代の前に」のようなロック路線へと移行してゆく時期の選曲であることが見て取れます。

 

「Home Bound」と「愛の世代の前に」からの選曲が多い印象を受けますが、このセットリストの中で70年代のアルバムに収録されていた楽曲は22曲中9曲になります。

 

2018年、2019年はそれぞれ70年代と80年代の楽曲で構成されたコンサートツアーが行われていましたが、今回のセットリストにはそれらのツアーで披露されていない楽曲も含まれているので注目です。

 

2018年ツアー「Welcome back to The 70’s」で披露されていない楽曲

・壁にむかって

・片想い

HIGH SCHOOL ROCK & ROLL

・MIDNIGHT BLUE TRAIN

 

2019年ツアー「Welcome back to The 80’s Part-1」で披露されていない楽曲

・モダンガール

・愛の世代の前に

 

「壁にむかって」は今年発売のシングル「この新しい朝に」に収録されたばかりなので新しいアレンジでの演奏が期待されます。

「愛の世代の前に」はアルバムの表題曲にも関わらず、以外にも2019年のツアーで披露されていないため、注目です。

 

また、近年のコンサートでは数曲だけ弾き語りコーナーがあるため、今回も弾き語りで披露される楽曲があるのか気になるところです。

個人的な予想では2018・2019年でも弾き語りで披露された「君の微笑」と「悲しみは雪のように」あたりではないかと思います。

 

今回の武道館公演は82年の再現ということもあり、セットリスト的にも美味しいところ取りと言えるので、アツいステージが期待されます。

コロナ禍で久しぶりのコンサートということで、Twitterなど一部ではピリピリした雰囲気も見られますが、マナーを守って楽しいコンサートにしましょう。

 

 

浜田省吾武道館コンサート特設サイトはこちら

待望の製品化! 鉄コレ 横浜市電1150形

こんにちは。

クリスマスの日に記事を書いています。メリクリです。

 

ちょうど一ヶ月前に横浜市電保存館を見学してきました。

最後に来たのがいつかわからないくらい数年ぶりの訪問でした。

 

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今はなき横浜市電ですが、令和の時代になり、鉄道模型で蘇ることとなりました。

 

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横浜市電1150形が鉄コレブランドで登場しました。

今年は市営交通100周年と言うことで、以前紹介した横浜市営地下鉄1000形と同様、100周年企画製品として発売されました。

 

uutan.hatenablog.com

 

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今回は色違いで2種類製品化されました。

1960年頃まで採用されていたブルーとアイボリー(ほぼ白)のツートンカラーと、市電廃止まで採用されていたクリームに青帯の2色展開です。

実車はコスト削減のために塗装変更が行われたようで、模型を見ても旧塗装の方が凝ったデザインであることが分かります。

 

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車番は旧塗装が1151号。青帯が1156号です。

1156号は上大岡の久良岐公園に静態保存されています。

前面幕は旧塗装は「桜木町駅」青帯は「横浜駅」となっています。

よく見ると車番の位置が両車で異なっていますが、実車の写真を見るとどちらも正しいとは言えないようで…。

1150形の場合、方向指示器とテールランプのちょうど中間くらいに車番があるのが正しいようです。

と言うより、模型の車番のフォントが小さめなので、ひとまわり大きいフォントで印刷されていればよかったのではと思います。

ここまで指摘しておきながら、私としてはぱっと見そこまで気になる要素ではないのでスルーしています。

ちなみにボディ形状の似ている1500形であれば青帯の個体のように上寄り位置で正しいようです。

 

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床下機器は鉄コレの路面電車共通の形状のようです。

各車ボディ形状に違いはありません。

 

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ビューゲルも鉄コレ共通規格のようです。

1150形の特徴でもある屋根上の通風孔も表現されていますが、スリット表現はありません。

ここは加工すると見栄えが良くなりそうです。

 

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内装はグリーンで整形されていて、マスコンとブレーキの表現が細かいなと感じます。

ディスプレイして楽しむなら運転士を乗せても面白いかもしれません。

 

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旧塗装で気になるのはアイボリーの隠蔽力ですが、ドア付近を見るとやはり下地の青が薄く出てしまっています。

しかし、Nゲージの量産品なら十分と言えるレベルだと思います。

ましてや鉄コレブランドでここまで綺麗なら優秀と言えるでしょう。

TOMIXの初期製品の113系湘南色は黄かん色が透けて黒ずんで見えることを考えると塗装技術の進歩を感じます。

 

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付属のステッカーは前面幕、系統板、側面用サボが収録されています。

ステッカーは各車共通です。

 

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サボに関してはかろうじて系統番号が読めるほどの細かさです。

系統選びが悩ましいです。

 

以上ひと通りのレビューとなります。

長らく製品化されてこなかった横浜市電が製品化されたと言うだけで意義があると思います。

今後のバリエーション展開にも期待したいところです。

比較的形状の近い1500形や1150形のワンマン仕様など出してくれたら嬉しいな…。

それでは、良いクリスマス、良い年末を。

 

Fenderビンテージモノグラムストラップのレストア

こんにちは。

 

先日、嬉しいニュースが入りました。

浜田省吾が20年ぶりに武道館公演をするみたいです。

どうやら1982年のセットリストを完全再現するそうで、アツいステージになりそうです。

コロナ禍でしばらくコンサートをしていなかったこともあり、巷ではプレミアチケットになるかと予想されていますが、果たしてどうなるでしょう。

かく言う私もチケットは申し込んでみましたが当たるかどうか運任せです。

何気に初浜田省吾コンサートなので当たるといいな、と思ったり。

もし当たったら私は風街オデッセイ以来、二連続武道館になります。

 

前置きが長くなりましたが本題です。

 

父が昔使っていたFenderモノグラムストラップが発掘されました。

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70年代横ロゴ期のホワイトです。

バックルが金属であることからかなり初期の仕様かと思われます。

ここ最近ハマ・オカモトモデルとして何色か横ロゴの復刻モデルが出ましたが、ホワイトはなかなか復刻されません。

横ロゴの白・茶・黄のパターンはレアカラーで、ヤフオクを見ると高額で取引されていたりします。

 

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しかし、発見時の状態は最悪でそのままではとても使えそうにありませんでした。

ベースケースの底に入っていたため、革はシワだらけ。

表面の生地と裏面の革を縫い付けている糸もほつれ、分離してしまっています。

さらに、ヘッド側のレザーエンドも取れかかってガムテープで補修してありました。

 

貴重なレアカラーだけあってなんとかせにゃならんと思い立ち、DIYでレストアすることに決めました。

 

レストア開始!

 

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まずは使い物にならなくなってしまったレザーエンドを思い切ってカットします。

 

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続いて、生地と革を分離。

ストラップが一番長くなるまでバックルを寄せてからバックルの手前まで糸をほどきます。

 

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分離させたついでにストラップの汚れを落とします。

濡らしたくない革部分をビニール袋で保護し、生地部分をぬるま湯+中性洗剤で浸け、優しくもみ洗いします。

 

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丸一日乾燥させた後、生地にアイロンをかけ、並縫いを片辺2回ずつ計4回行います。

 

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手芸店で雰囲気の近い革の端材を買ってきました。

表面と裏面になる部品を切り出して、ポンチで穴を開けます。

ストラップピンが通る箇所は6mmで穴を開けた後、カッターで切れ込みを入れます。

それ以外の箇所は3mmのポンチで穴を開けました。

 

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3箇所にカシメを打込み、バックルをピカールで磨いたら完成です。

オリジナルのレザーエンドは2点留めですが、負荷がかかる箇所なので今回は3箇所にカシメを打ちました。

使わない時は丸めて輪ゴムで止めるようにすれば革のシワをある程度伸ばせました。

 

ホワイトのカラーは機種を選ばない、アコギでも似合うカラーだと思います。

今となっては特別なストラップなので、今後はここぞと言う時に使っていきたいです。

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