理想的なエレアコサウンド YAMAHA CPX-15A
こんにちは。一月も終盤に近づき一年の進みがものすごく早く感じられる今日この頃です。
ところで皆さん、学生の皆さんが年始に楽しみにているものといえばなんですか?
やはりお年玉ですよね!
学生さんに限らず、大きな収入が入ったら皆さんはどうしますか?
貯金しますか?
すぐに使っちゃいますか?
私は後者です!
という訳でお年玉を叩いて買ってしまった新しいギター。
YAMAHA CPX-15Aです。
状態のいい物を当時定価の約半分程で手に入れました。
- スペック
トップ:スプルース単板
サイド・バック:インディアンローズウッド合板
ネック:マホガニー
指板:エボニー
ブリッジ:エボニー
ピックアップ:SYSTEM-41
ミディアムジャンボボディで生音の鳴りもいいということで人気のCPXシリーズ。
その中でもかなり初期のシリーズであるCPX-15Aです。
「A」がつく前にCPX-15というモデルも存在していました。
無印CPX-15と比べるとポジションマークのサイズ、アジャスタブルサドル、ピックアップなどに違いがあります。
とは言え、サウンドホールインレイやポジションマークは初期のCPXならではのデザインで気に入っています。
羅針盤模様のヘッドインレイも美しい仕上がり。
ヤマハ特有の中央が絞ってあるヘッド形状が好みです。
ピエゾとコンデンサーマイクのブレンドができる2Wayピックアップが売りのSYSTEM-41。
当時の高級ピックアップです。ちなみに電池は9Vアルカリ。
二週間ほど引いた感想ですがピックアップは本当にいい仕事をしてくれます。
求めていたサウンドに限りなく近い音を手に入れられた気がします。
特にコンデンサーマイクの割合を少し上げるとライブ環境のような空気感が出て弾いていてとても気持ちがいいです。
手元のLL6 AREのピックアップと比べると遥かにクリアに鳴る良いピックアップです。
一つだけデメリットを上げるとすれば低音が弱いところ。
手元にBOSSのAD-5というプリアンプがあるのでそれで低音を足してやったりして遊んでいます。
CPX内蔵のプリアンプでもそれなりに賄えるのであまり気になる程でもありません。
最初に弾いた時に思ったのはネックの細さ。これには驚きました。
Vシェイプでエボニー指板との相性は抜群。
ハイポジションでも弾きやすく、慣れてしまうと腕が鈍ってLLが弾けなくなってしまいそうです。笑
そう言えば私がLLを買う前、最初に楽器屋さんに行って試奏したギターがCPX500IIIでした。
憧れの村下孝蔵さんが販売促進ビデオで紹介していたギターがCPXだったからです。
結局LLを選んだ訳ですがその後でまさか初期型のCPXがやってくるとは思ってもいませんでした。
これからもこのギターで村下孝蔵さんのカバーに専念したいと思います。