2021.3【今月の一枚】村下孝蔵 踊り子/冬物語
こんにちは。
だいぶ暖かくなってきましたね。
近々学校が始まるので、バイク通学が楽しみな季節です。
さて、今月の一枚企画第三回目となりました。
2021年3月の一枚はこちら。
・概要
1983年8月にリリースされたシングルになります。
第一回で紹介した初恋/丘の上からの6ヶ月後に発売されました。
踊り子は初恋に並んで連続でヒットした楽曲でライブでの演奏が多い印象を受けます。
少しこじつけ感がありますが今回は3月のJRダイヤ改正で引退した185系特急踊り子にちなんで選んでみました。笑
・楽曲解説
(A面)踊り子
どこかのテレビ番組で取り上げられていましたが「つまさき立ちの恋」と言うフレーズが印象的です。
既にシングル・アルバムで収録されているバージョンを聴かれた方はライブバージョンを聴くことをお勧めします。
ライブバージョンの踊り子は村下さんのギターテクが全開で発揮されているのでギター弾きの方は必聴です。
おすすめはライブアルバムGUITAR KOZOに収録のバージョンです。
(B面)冬物語
村下節とも言うべきバラードの楽曲です。
「時計台」の歌詞から札幌の風景ではないかと推測されます。
2番の歌い出し「それぞれの風が」と言うフレーズからデビュー前の自主制作アルバム「それぞれの風」を連想させます。
いつも通り個人的な思い出コーナーです。
踊り子は高校生の頃、学校帰りのホームで聞いていました。
横浜駅で踊り子を聞いていると昔ながらのモーター音を響かせた特急踊り子が入線して来る風景が思い出されます。
踊り子の楽曲と特急踊り子の雰囲気が妙にマッチしていた記憶があります。
特急踊り子の車両も世代交代がされましたが、村下さんの踊り子も特急踊り子も名曲・名車として末長く残るといいですね。
185系写真 BEST3を選んでみる
こんばんは。
2021年3月12日(金)に記事を書いております。
明日3月13日はJRのダイヤ改正があり、利便性やサービスの向上が計られる一方、長らく活躍してきた鉄道車両の引退の時もやってきます。
今日は定期運用を終える車両のうちの一つである185系をピックアップして、今まで撮り貯めてきた写真の中から個人的ベストな3枚を選んでみたいと思います。
1枚目は今から約8年前に撮影した横浜駅での一コマ。
手元に残る唯一の普通列車運用の写真でした。
当時はあまり写真の腕前もなく、こんな写真ばかり撮っていましたが逆に185系のある日常をよく捉えている写真だと思ったので選んでみました。
普通運用はこの頃に一度だけ乗車したことがあります。
今思うと贅沢な運用ですがその時に乗った区間は一駅だけだったはず…。
2枚目は夜間に撮影した湘南ライナーの後追い写真を選びました。
この写真は583系による「あおもり号」を撮影した際のおまけで撮った写真です。
朝のライナー運用の写真もいくつかあったのですが、夜の185系は朝とは一味違う顔を見せてくれました。
私が高校に通っていた頃は朝早くに電車通学をしていたため、朝のライナー運用や送り込み回送をよく見かけていたのを思い出します。
2017.8.24 185系 A7編成 踊り子@戸塚〜大船
最後は王道の15連特急踊り子号です。
この頃私はバイクの教習をしており、お昼の空きコマに185系を撮影しに来たものと記憶しています。
夏真っ盛りの中、伊豆に向けて駆ける踊り子号が印象的でした。
皆さんにとって185系はどのような存在でしたか?
私にとって185系は日常に溶け込んだちょっと贅沢な列車でした。
地元を長く走っていたものの、乗車したのはとうとう3回だけだったと思います。
伊豆へ旅行へ行くには車で行ってしまうので私にとっては見て楽しむ列車という印象があります。
写真撮影をする際も特別な臨時列車が来る時のおまけ程度にしか撮影してきませんでしたが、それでも185系がやって来る時にはカメラを構えていました。
昭和から令和の時代まで東海道線の絶対的エースだった185系も今日で定期運用を終えますが、ずっと近くで見てきた185系の思い出はこれからも忘れることはないでしょう。
W400にキックスターターを付けたい方へ
こんにちは。
3月に入りぼちぼち就活をしなければならない私ですがいつも通りマイペースに生きています。
暇な時間があると時々当ブログの履歴やコメントの記録を振り返ったりしているのですが初心ライダーの愛車紹介 KAWASAKI W400 のコメントにW400にキックスターターを付ける場合の工賃を聞かれている方がいらっしゃったので改めてこの場でご紹介しようと思います。
(コメントしてくださった方、早期にお返事ができなくて申し訳ありませんでした。)
W400をW650のルックスに近づけたい方、よりクラシック感を味わいたい方などW400のキックスターターに興味を持たれている方は意外と多いのではないでしょうか。
こちらが現在の愛車の姿。
納車時に購入したショップさんに頼んでキックスターターを取り付けて貰いました。
やはりキックスターターがあるか無いかでルックスに変化が出ます。
・工賃について
こちらが部品代・工賃の内訳です。
以前はWeb!keなどでキックスターターキットが販売されていましたが、2021年3月現在販売終了になっていました。
私が購入したときは2017年は35000円で販売されていたようです。
気になる工賃は19000円。
計54000円です。
ショップによって異なるかもしれませんが、かなりエンジンをバラすことになるそうなのでそれなりの出費にはなりそうです。
・キックスターターを付けて実際どうなの?
W400はSR400と違ってセルもあるしキックなんか無くたって十分じゃ無いの?
と言う人はきっとこの記事をここまで読んでいないはずです。笑
ちなみに私はほとんどキックでエンジンをかけています。
キックでかけた方がバッテリーへの負担が少ないとか。
何よりかっこいい始動を体験できることに尽きます。
ちなみに真冬はセルの方が始動性が良いです。
寒くて本当にかかりそうにない時は大人しくセルに頼りましょう。笑
キックスターターはロマンです。
人の意見は気にせず、付けたいと思ったら付けちゃってください。
きっと後悔はしないはずです。
2021.2【今月の一枚】かぐや姫 三階建の詩
こんばんは。
2月も今日で終わりですね。
だんだん暖かい日も増え、バイク日和となってきました。
さて、先月に引き続き今月の一枚企画第二回です。
2021年2月に私が選ぶ一枚はこちら。
かぐや姫 三階建の詩です。
「詩」と書いて「うた」と読みます。
・概要
1974年3月にリリースされた第2期かぐや姫の4枚目のアルバムです。
前作「かぐや姫さあど」に収録されたシングル「神田川」が大ヒットしたことを受け、南こうせつが3人のメンバーそれぞれに均等に印税が入るようにと提案し、それぞれで曲や歌詞を持ち寄り完成させたアルバムと言うことで「三階建の詩」と名付けられたそうです。
解散前のオリジナルアルバムとしては最後に位置付けられるアルバムですが後にライブ盤「かぐや姫LIVE」、解散時のベストアルバム「かぐや姫フォーエバー」を経て1978年の再結成時に「かぐや姫・今日」が発表されることになります。
ジャケットは見開き形式でオフショットやライブ演奏時の写真が印刷されています。
こうせつさんがGibson DOVEを抱えている写真は意外とレアな気がします。
こちらはスタッフクレジット。
当時スタジオミュージシャンとしてフォークのありとあらゆるレコーディングで活躍してきた石川鷹彦さんの名前ももちろんクレジットされています。
流石フォークの神様。使用楽器の多さに驚きです。
・楽曲解説
収録曲
A面
1.人生は流行ステップ
2.22才の別れ
3.あの日のこと
4.南風知らん顔
5.君がよければ
6.赤ちょうちん
B面
1.雨に消えたほゝえみ
2.うちのお父さん
3.なごり雪
4.おまえのサンダル
5.この季節が変われば
6.こもれ陽
収録曲を見るとオリジナルアルバムなのにも関わらずベストアルバムのような内容の濃さがあります。
中でも22才の別れ、赤ちょうちん、なごり雪はフォークファンなら誰でも知っている名曲です。
名曲揃いの収録曲の中で私が特に好きなのは「この季節が変われば」です。
シングル「赤ちょうちん」のB面にも収録されている曲です。
作詞:伊勢正三 作曲:山田つぐと(山田パンダ)の二人が作った曲でパンダさんらしいシンプルなコード進行の中に正やんさんの暖かい歌詞がマッチした隠れた名曲だと思います。
歌詞カードにはインクの垂れがそのまま印刷されていたりパンダさんの愛猫紹介や絵心のある画伯こうせつのイラストが書かれていたりとユーモアたっぷりです。
これだけでアルバムを買う価値があります。笑
最後に個人的な思い出ですがかぐや姫のアルバム収集で最後に買ったアルバムが「三階建の詩」でした。
有名なアルバムなのにも関わらず私が探していた頃はちょうどどこのお店も在庫がなかったりと探すのに苦労したアルバムです。笑
でもそう言う経験がレコードコレクターの楽しみだったりしますよね。
皆さんはどうですか?
ではまた来月!
2021.1 新企画【今月の1枚】村下孝蔵 初恋/丘の上から
皆さんお久しぶりです。
2021年一発目のブログ更新です。
今年もマイペースに更新していこうと思います。
さて、去年投稿したブログ記事を振り返ってみますとなんと9日しか更新していないことが発覚しました。(汗)
いくらマイペースと言えどこれはいかんと言うことで月一更新の新企画を考えてみました。
題して、
今月の一枚
私が趣味で集めたアナログレコード・CD・カセット等の音楽記録媒体の中から邦楽・洋楽・アルバム・シングル・フォーク・ロック・歌謡などジャンル問わず気に入った盤を月に一度紹介しようと言う企画です。
アナログ盤は最低でも月に1枚は買っているので私の気力がなくならない限りこの企画は継続されると思います。(笑)
前置きが長くなりましたが2021年1月の1枚はこちら。
村下孝蔵 初恋/丘の上から です。
・概要
1983年2月にリリースされたシングル盤になります。
オリコン調べで52.6万枚の売り上げを記録した村下さん最大のヒット曲です。
しかしながらヒット当時の村下さんは肝炎で入院中だったためにヒットしたにも関わらずなかなかテレビ出演ができなかったそうです。
そのためか、曲は知っているが歌っている人の顔を知らないと言う人が多かったみたいで時々コンサートで自虐ネタトークをしていたりします。
ジャケット写真ですが、リリース当初は上写真のバージョンで村下さんの横顔の写真になっていますが後に可愛らしい切り絵のジャケットに変更になっています。
カタログ番号はどちらも07SH 1264で変更ありません。
裏面にも微妙な違いがあります。
右が先発、左が後発ですがNEW ALBUMのリリース日が延期されているのが分かります。
・楽曲解説
(A面)初恋
初恋にはデモ版の音源がいくつかあります。
曲は先に完成していたようで正式に出たものと変わらないようですが歌詞違いが存在します。
「好きだよと言えずに初恋は」が「張り裂ける想いさえ言えないで」など。
これは一例にすぎません。
デモ版の歌詞の方がより初恋らしい生々しい表現だったりします。
youtubeにデモ版の音源を載せている方がいらっしゃるので興味のある方はぜひ調べてみてはいかがでしょうか。
レコードのキーはB♭mになっていますが村下さんがライブで歌うときは半音下げのAmで歌っています。
レコーディングの際はAmで録音し、テンポアップとよりポップな雰囲気を出すためにテープを半音速めてリリースしたそうです。
(B面)丘の上から
ポップなA面に対し丘の上からはスローなバラードになります。
このシングルは1983年のリリースですが丘の上からは1979年のバージョンが存在します。
公式デビュー前に作られた自主制作盤のそれぞれの風に丘の上からが収録されています。
こちらもマニアックな話ですが1983年のバージョンはキーがBmなのに対し、1979年のバージョンはキーが半音上げのCmだったります。
最後に個人的な思い出ですが高校三年生の時に初めて買ったアナログレコードがこの初恋でした。
当時は村下さんに夢中でひたすらギターの練習に打ち込んでいた懐かしい思い出です。
ここから収集癖が始まったと言うことで今回記念すべき最初の一枚として紹介しました。
皆さんも良いレコードライフを!