懐かしさに感動!? TOMIX かもつれっしゃのワムくんセット レビュー
こんばんは。
前回に引き続き模型ネタです。
TOMIXの新製品ポスターに掲載された時から密かに話題になっていた製品を入手したので、久々に模型紹介をしたいと思います。
それがこちら。
TOMIX 98746 かもつれっしゃのワムくんセットです。
幼少期にお気に入りだった絵本が鉄道模型になりました。
ちなみにこちらが原作の絵本。
パッケージそのまんまですね。笑
初版が1984年の絵本ですが我が家にあるのは2002年の第20刷版。
ロングセラーな作品です。
パッケージ・付属品紹介
スリーブからケースを取り出すとここにも絵本のワンシーンが印刷されています。
この時点で全てが懐かしいです。笑
今回の製品は6両セットです。
最近はTOMIXの二軸貨車セットのバリエーションが増えてきましたね。
一両一両集めるのも楽しいのですが、セットなら一度に数量集まるので嬉しいです。
ケースのウレタンには鉄コレのED14が入るスペースと2軸貨車が2両入るスペースが用意されています。
今回のセットには取扱説明書とアンケートの他、縮小版の絵本と鉄コレのED14に使える「ED49840」のナンバーステッカーが付属しています。
牽引機選びが悩ましいところです。
メーカーのお勧めでは鉄コレのED14、イラストの雰囲気的にはED19辺りでしょうか。
絵本にはEF66に牽引されているイラストも登場します。
物語的には「葛生」のヘッドマークを掲げた旅客列車が登場する点から東武鉄道をイメージしているようなので東武の機関車でも良さそうです。
車両紹介
ワム93287
物語の主人公です。
車番は語呂合わせで「くさにはな」と言う意味です。
草ぼうぼうの側線に一ヶ月も置かれているワムくんらしい車番です。
模型的にはワラ1の色違いのようです。
その他、特徴的な私有貨車のマークが絵本通りに印刷されています。
タム4192
物語の冒頭でワムくんに長い自慢話をしていた貨車です。
こちらも語呂合わせで「よいくに」です。
タムもワムくん同様、絵本通りの標記が印刷されています。
トラ70423
りんごを積んだワムくんの前に連結されていた貨車で、砂利を積んでいたためワムくんに嫌がられてしまいます。
語呂合わせは「なまるよにいさん」です。
物語通りバラストを積んで遊びたいですね。
ワム188960
トラを切り離した後にワムくんの前に連結されたサイダーを積んだハワムです。
絵本ではこのワムについての車番は一切記載されていないため、TOMIXが独自につけたナンバーだと思われます。
ツム152831
国鉄に入ったワムくんが大きな操車場で出会った「いちごにやさい」のツムです。
絵本ではベンチレーターが2つ載っている状態で描かれていますが模型はツム1000の流用のため6つで再現されています。
ヨ6895
ワムくんの出発からおそらく操車場までを一緒に旅していた車掌車のヨ6895です。
ワム188960同様に車番の記載がないため、独自ナンバーだと思われます。
絵本では側面窓が2枚のヨが描かれていますが、実車的には3枚窓のヨ6000が正しそうです。
模型的にはテールライト基盤が非装備の代わりに、反射板が印刷で再現されています。
黒いボディに赤の反射板がいいアクセントになります。
私がこの本を読んでいた頃、2軸貨車の存在は既に過去のものになっていましたが子供心に貨物列車=2軸貨車のイメージがありました。
古き良き雑多な貨物列車の様子が伺える絵本はこれからも多くの小鉄を生みそうですね。笑
絵本のいいとこ取り6両をセットにした製品で、とても懐かしい気分に浸れました。